診療案内

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1)基本:食生活や活動状況をお聞きし、なるべく生活に即して長続きできるような
  食事指導と運動指導を行いたいと考えています。

2)肥満のある方にはゆっくりとした減量をすすめています。

3)血糖とヘモグロビンA1c(HbA1c)は、院内検査で迅速に結果がわかります。
   (健康通信4にも説明があります。)

4)糖尿病手帳または健康手帳に検査結果などを記載して、自己管理に役立てて 頂いて  います。なお糖尿病手帳は自家製です。

5)インスリン分泌能と抵抗性検査:必要に応じてインスリン分泌能やインスリン抵抗性  を検査して、病態を理解した上で治療内容を選択しています。

6)1型糖尿病の診断。インスリン分泌能が低下していたり、その疑いがある方には、  
インスリン分泌能検査だけでなく、自己抗体検査(抗
GAD抗体)を行っています.

  若い方や肥満でない方に多いですが、ときに高齢者や肥満の方にもいらっしゃいます。


7)2型糖尿病の診断。血糖値とHbA1c値でおおむね判断できます。
朝食前血糖126以上もしくは、随時(食後)血糖値が200以上が続く場合、または、
HbA1cが6.1%以上の場合診断されます。血糖値がそのレベルに満たず、まだ診断
がついていないかたには、糖尿病や境界型(予備群)を疑い、75gブドウ糖負荷試験を
すすめています。この試験は朝食前に行います。この検査ではインスリン分泌能とインスリン抵抗性の評価もできます。
なお、平成22年に新しい診断基準が発表されました。(健康通信28

8)合併症の早期診断と治療健康通信9

a 眼科専門医による眼底検査ができます。木曜午後のみです(健康通信11

b早期腎症診断は、随時尿による尿中アルブミン・クレアチニン比測定により行います。
顕性タンパク尿の場合、尿タンパク・クレアチニン比測定による評価をします。

 (健康通信12血液中クレアチニン測定は、必要に応じ院内検査にてじんそくにでます。

c末梢神経検査、足病変(健康通信10)の早期発見と早期治療のためフットケアを
しています。
初診時になるべく足を見るようにしています。受診の際はあるべく素足になれるような
服装をしていただくとありがたいです。フットケアは
健康通信19

d動脈硬化の検査(血管年齢検査、首の動脈の厚さの検査)を適宜行っています。

8)薬物治療

薬は、すい臓に働きインスリンを出す薬、インスリンの効きをよくする薬、腸から糖の吸収を遅くする薬など、基本的に3種類あり、それぞれに比較的弱い薬、強い薬があり、組み合わせも多様です。病態に応じ、また生活ぶりに応じて選択しています。また血糖が大変改善したり、下がりすぎの場合は、減量や中止することもあります。
平成21年暮れより、インクレチン関連薬という、新しい薬がでました。飲み薬と注射薬
があります。いずれも体重が増えにくいという利点がありますが、一型や、2型でもインスリン分泌の少ない方には効果があまりありません。(健康通信29


9)インスリン治療

インスリン導入は外来で行っています。主にペン型注入器を用いています。
1型の方には基本的に強化療法(一日3回か4回打ち)をすすめています。必要に応じて
0.5単位刻みのペンを用いることもあります。
CSII(持続インスリンポンプ)は、当院では1例
大学病院時代に4例の経験があるのみです。


2型(インスリンがでているタイプ)では、インスリン分泌能も低下しているかたから、多すぎる方までいますし、インスリン抵抗性もまちまちなので、回数や、インスリンの種類は病態や生活に応じて調整しています。血糖が大変改善したり、下がりすぎの場合は、減量し、中止することもあります。一時的に高血糖による悪影響(糖毒性といいます)を回避するためにインスリン療法を導入し、血糖がよくなってインスリンから離脱できる方がいらっしゃいます(糖尿病になって間もない方に多いようです)。喜ばしいことですが、その後再発(悪化)しないように生活習慣に気をつける必要があります。

10)自己血糖測定

従来の指先で測定する器械か、もしくは痛みの少ない手のひらでも測定できる器械などを必要に応じて選択しています。機器によっては、パソコンでグラフ化できるものを利用し、血糖変動の理由付けや解析に役立てています。

11)低血糖指導
低血糖の説明、対処の仕方を指導しています。低血糖症状の出にくいかた(無自覚性低血糖)には、必要に応じBGAT(血糖認識トレーニング) を指導しています。

  12)妊娠糖尿病のかたや、糖尿病の方の妊娠
産婦人科医と連携をとりながら、血糖管理を行っています。厳格な血糖管理が必要となります。必要に応じ頻回のインスリン治療と血糖測を行っていただきます。なお出産後は
血糖が下がる方がほとんどですが、極力定期的な受診を進めています(受診間隔はあくこと
がおおいです。)

13)患者会平成21年までの活動
群馬大学の「みやま会」の活動を支援しています。新しい会員の募集も随時行い定期的な勉強会や歩こう会のお知らせも随時行っています。お気軽にご参加ください。
群馬県全体の糖尿病患者の会(群馬県糖尿病協会)の活動や、嬬恋村診療所の患者会「あさま会」の活動にもお手伝いさせていただいています。例、世界糖尿病デイ(健康通信2025

糖尿病診療について

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更新H23年2月12日